ポケモンバトルおつ

ポケモン部 部長にバトルを挑む。

バトル開始時に、私のDSのエネルギーがエンプティ。

「あ。やば」

にしぐたん部長が、充電器を差し出してくれた。

さすが、部長。準備万端である。

店員さんに、許可をもらい、充電しながらバトル開始。

6×6の限界バトル。

だるるん(ダルマッカ)

こいずん(コイル)

りお(リオル)

つたじゃん(ツタージャ)

ゾロア

エモンガ(えもんが)

の精鋭部隊。

たとえ部長のポケモンが、どんなにすごくても、勝負は五分五分とふんだ。

ポケモン部の公式バトルの会場は、サイゼリAと、決まってる。

だが、今回のバトルフィールドは、イセハッラ。サイゼりAなど深夜に存在しない。

やむ得ずミスドでのバトル。

「にしぐたん、可哀想に。今回のバトルの内容如何で

もうオールドファッションは、注文したくなくなるだろうな。」

ドーナツを喉に詰まらせ、狼狽するにしぐたんの姿を想像する。

イメトレ、ばっちり!

下克上なんだよ?


バトル開始。

はい?

いままでみたこともないような、ポケモンが出てくる。

石造みたいなやつ

ごルーク.jpg

ピュイーーン(ニュータイプの人の使うあの効果音)

わたしは、ひらめく。

こいつは、石だから、電気攻撃あるのみ。

地震を使われても、空中なら、O.K!

ということで、こいずん(レアコイル)で攻める。
レアコイル.png

ずしーん!

地震で瞬殺。・・・・・

え?まじ泣きそう。

わたしは、にしぐたん部長にくってかかる。

「おかしいじゃないか?宙に浮いているのに、地震でダメージをうけるなんて

理不尽にもほどがある。ポケモンとはこんな不条理なゲームなのか?」

激高するわたしを一瞥するにしぐたん。

コーラを飲みながら答える。

「これは、浮いているように見える演出です」

むう。・・・

うむ、演出なら止むを得まい。

突っ込むこと、それは野暮というものだ。

ほのおのだるるんを投入。

ずしーん

攻撃する前に瞬殺。

ほかの仲間も次々と、ずしーん、ずしーんと、葬られてゆく。

私と苦楽を共にした勇者たちが、あの

石像みたいなのに、ボコボコにされる。

そして、前回も粗相をしてくれたジバコイルが登場。

imagesCARH6L41.jpg

手をくるくる回している。

「なんで、手を回してるんだ?」

と( ゚д゚)ノ 因縁をつけて質問をすると、

「これは、手ではありません、磁石です。」

と、コーラを飲みながら、冷静にポケモン博士の知識で返される。

最後の勇者、つたじゃんも地面に伏した。

にしぐたんの使用したポケモンは1.5匹。

まだ、隠し玉を4匹キープしての勝利。圧倒的である。

ポケモンバトル

レベルは50固定なので、ポケモンの知識と数の違い。

トレーナーの能力の差が、戦力の差となる。

「ポケモンは、タイプが大切です。もっと勉強してください。

多分今のままだと、O村くんにもボコられますよ。」

またしても、コーラを飲みながら

そのような残酷な言葉を残す、にしぐたん部長。

もう、一戦お願いします!などど、挑む気持ちももう残らないくらい魂を刈り取られた。

自宅に帰って、すべてのポケモンに道具を持たせる。

努力あるのみなのだが。

努力なくして、何者にもなれない、厳しい現実。

ましてやポケモンマスターになど。

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