アウトローな夜2 ぽっくす小噺 [ビリヤード]
赤い回転灯は 間違いなく我々の後ろでクルクル輝いている。
前のクルマ止まりなさい、みたいなことをスピーカーから、がなりたてる。
前の車とは、やはり、すなわち、このマーク2であろう。
「あ、なんかしゃべりよるばい」つぶやく私。
「なんかちゃ、うるせえっちゃ」
無頼派であるRぞうは、知らんぷりで ぽっくすへ向かいアクセルを踏む足に力を込めた。
だがしかし、刹那、信号が赤に。
律儀に停車するRぞう。
「え、止まるんや。なんでそんなとこだけ真面目なん?」
たじろぐ私。
後ろの白黒のツートーンカラーの禍々しいクルマから ポリスマンが降りてきた。
2人のポリスマンに、囲まれるマーク2。
まるで、だだを捏ねる園児をみるような困った表情で、
「はい、お酒飲んでるねえ?・・・ちょっと、いいかねえ?ん」
ポリスマンは、Rぞうに酒気おびの検査を強要する。
「なんなん?!!なんで、わたしがそんなんせないけんと?」
怒気をふくんだ、強い語調で国家権力に立ち向かうRぞう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや、もう助からないなあ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
そうおもいながら、わたしは、Rぞうに公務執行妨害、という余罪がつかないことを、祈っていた。
前のクルマ止まりなさい、みたいなことをスピーカーから、がなりたてる。
前の車とは、やはり、すなわち、このマーク2であろう。
「あ、なんかしゃべりよるばい」つぶやく私。
「なんかちゃ、うるせえっちゃ」
無頼派であるRぞうは、知らんぷりで ぽっくすへ向かいアクセルを踏む足に力を込めた。
だがしかし、刹那、信号が赤に。
律儀に停車するRぞう。
「え、止まるんや。なんでそんなとこだけ真面目なん?」
たじろぐ私。
後ろの白黒のツートーンカラーの禍々しいクルマから ポリスマンが降りてきた。
2人のポリスマンに、囲まれるマーク2。
まるで、だだを捏ねる園児をみるような困った表情で、
「はい、お酒飲んでるねえ?・・・ちょっと、いいかねえ?ん」
ポリスマンは、Rぞうに酒気おびの検査を強要する。
「なんなん?!!なんで、わたしがそんなんせないけんと?」
怒気をふくんだ、強い語調で国家権力に立ち向かうRぞう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いや、もう助からないなあ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
そうおもいながら、わたしは、Rぞうに公務執行妨害、という余罪がつかないことを、祈っていた。
ぽっくす小噺①アウトローな夜。 [ビリヤード]
もう、時効だ。
昔話である。
そのお方は、その頃、新社会人になられたばかりで、非常に荒れていた。
友人のおかあさまの経営する小料理屋で、軽くお酒を嗜む。
このお店は、居心地がよく、、家庭的でおいしい料理が用意されている。
また、料金も非常に良心的だ。
そのお店で、ルービーを勧められるわたくし。
「おう、飲め! オレの酒が飲めんのかちゃ!?」
その方の一人称は「オレ」
とりあえず、そのお方を仮にRぞうさんとしよう。
Rぞう。お酒もずいぶん召し上がる豪傑である。
「おう、ミスチル歌え、ミスチル!」
もはや、こうなってしまえば、私の奏でるメロディーは「哀しみのメロディー」である。
宴もひと段落したあと、Rぞうが口を開く。
「ぽっくす、いくぞ!玉つくぞ!」
えー、そんな状態で玉をお突きになられるのですか?
と内心おもったけれど、ここから「ぽっくす」までは、ほんの少しの距離。
ぽっくす、で、「大きなオレンジジュース」でも飲んでいれば、酔いも覚めるだろう。
わたしも、玉突きたいし・・。
そのRぞうのマーク2が、爆音をたて、進路を ぽっくすへ。
気のせいだろうか、赤色灯の後ろで回った気がした。
昔話である。
そのお方は、その頃、新社会人になられたばかりで、非常に荒れていた。
友人のおかあさまの経営する小料理屋で、軽くお酒を嗜む。
このお店は、居心地がよく、、家庭的でおいしい料理が用意されている。
また、料金も非常に良心的だ。
そのお店で、ルービーを勧められるわたくし。
「おう、飲め! オレの酒が飲めんのかちゃ!?」
その方の一人称は「オレ」
とりあえず、そのお方を仮にRぞうさんとしよう。
Rぞう。お酒もずいぶん召し上がる豪傑である。
「おう、ミスチル歌え、ミスチル!」
もはや、こうなってしまえば、私の奏でるメロディーは「哀しみのメロディー」である。
宴もひと段落したあと、Rぞうが口を開く。
「ぽっくす、いくぞ!玉つくぞ!」
えー、そんな状態で玉をお突きになられるのですか?
と内心おもったけれど、ここから「ぽっくす」までは、ほんの少しの距離。
ぽっくす、で、「大きなオレンジジュース」でも飲んでいれば、酔いも覚めるだろう。
わたしも、玉突きたいし・・。
そのRぞうのマーク2が、爆音をたて、進路を ぽっくすへ。
気のせいだろうか、赤色灯の後ろで回った気がした。
トレジャーハンター [おやつ]
ブルーチケット
「このブツを本社に届ければ今日のミッションは完了だ。」
そう考えながら、助手席のブツをチラ見して、警戒にアクセルを踏む私。
このブツは弊社の運命を担う大切なもの。
私はその重責に心地よいやりがいを感じ、慎重に進路を南へとる。
ウルトヴィッツ2号は、東京タワーの脇を軽快に走る。
ウルトラヴィッツ2号に搭載されている教育型コンピューターが、進路方向を指示する。
「次の交差点を、左折です。」
その音声に慌てて、左車線へ、車線変更をする。
ん、黄色いレーンだが、止むを得まい。
車をすべりこませる私。
左折した先に、険しい顔をした女の人が、トオセンボ。進路を塞いでいる。
「進路変更の違反です。」
その婦警さんは、そう冷たく言い放った。
しまったーーーー。と内心思ったが、とぼけることにした。
「え?なんのことでしょう?」
すると、横断歩道の上から、アメリカンなホポリスマンが降りてきて、
「私は上から目視していました。あなたは、違反をしました。」
揺るぎない強い口調。
バスケの試合だって、線は七回まで、踏んでも構わない。
なのに、一度、黄色いラインを踏んだからといってどうだというのだ。
誰にも迷惑をかけていないし、安全確認だって十二分にしている。
ひとっこひとりいない、車もとおらない、みとうしのよい交差点の赤信号を、守るような馬鹿なこと、したくない。
とりあえず、屁理屈をこねて、抵抗しようかな、と考えたが、今回は、自分が悪い。
まあ違反は違反。そうゆうものだ。
大切なブツを運ぶ途中なので、ここは、不本意だが、お縄につくとしよう。
ブルーチケットを切られる。
婦警さんは、笑顔で
「すみません、ありがとうございました。」と。
??
ありがとうって、どういううことだ?!!!むうううううううううううううううう。
礼を言われる筋合いはない。
「すみませんといわれる、覚えはありませんから」
そう、クールに吐き捨て、ハンドルを握る私。
心の中は悲しみの嵐が吹き荒れていた。
あーあー、6,000円あれば、本当にいろんなことが出来るのに・・・・・。
本社に帰着するまでの2時間半、ずっと
「6000円あれば、何が出来るか」考えていた。
カツ丼が9杯食える。
あんドーナツが60個食える。
あの坦々麺でさえ、5杯食える。
うまい棒ならば、600本。
なんという、不幸だろうか・・・・。
そう考えながら、助手席のブツをチラ見して、警戒にアクセルを踏む私。
このブツは弊社の運命を担う大切なもの。
私はその重責に心地よいやりがいを感じ、慎重に進路を南へとる。
ウルトヴィッツ2号は、東京タワーの脇を軽快に走る。
ウルトラヴィッツ2号に搭載されている教育型コンピューターが、進路方向を指示する。
「次の交差点を、左折です。」
その音声に慌てて、左車線へ、車線変更をする。
ん、黄色いレーンだが、止むを得まい。
車をすべりこませる私。
左折した先に、険しい顔をした女の人が、トオセンボ。進路を塞いでいる。
「進路変更の違反です。」
その婦警さんは、そう冷たく言い放った。
しまったーーーー。と内心思ったが、とぼけることにした。
「え?なんのことでしょう?」
すると、横断歩道の上から、アメリカンなホポリスマンが降りてきて、
「私は上から目視していました。あなたは、違反をしました。」
揺るぎない強い口調。
バスケの試合だって、線は七回まで、踏んでも構わない。
なのに、一度、黄色いラインを踏んだからといってどうだというのだ。
誰にも迷惑をかけていないし、安全確認だって十二分にしている。
ひとっこひとりいない、車もとおらない、みとうしのよい交差点の赤信号を、守るような馬鹿なこと、したくない。
とりあえず、屁理屈をこねて、抵抗しようかな、と考えたが、今回は、自分が悪い。
まあ違反は違反。そうゆうものだ。
大切なブツを運ぶ途中なので、ここは、不本意だが、お縄につくとしよう。
ブルーチケットを切られる。
婦警さんは、笑顔で
「すみません、ありがとうございました。」と。
??
ありがとうって、どういううことだ?!!!むうううううううううううううううう。
礼を言われる筋合いはない。
「すみませんといわれる、覚えはありませんから」
そう、クールに吐き捨て、ハンドルを握る私。
心の中は悲しみの嵐が吹き荒れていた。
あーあー、6,000円あれば、本当にいろんなことが出来るのに・・・・・。
本社に帰着するまでの2時間半、ずっと
「6000円あれば、何が出来るか」考えていた。
カツ丼が9杯食える。
あんドーナツが60個食える。
あの坦々麺でさえ、5杯食える。
うまい棒ならば、600本。
なんという、不幸だろうか・・・・。
未来の国からはるばると [漫画]
そんなこんなで、4巻から、読み始めたドラえもん。
1話読切形式なので、どこからでも読める。
結局、ドラえもんの1巻、第一話を読むのはずいぶん先のこととなった。
友人の家に並んでいた単行本を、拝借して、物語に没入した。
それは、おさない私にとって、あまりにも残酷なプロローグだった。
のんびりした、お正月の風景から物語は始まる。
うまそうに「おもち」なんか、食べているのび太少年。
突然、机の引き出しから、あらわれたロボットに
大人になっても残念な未来しか待っていないことを、告げられる男の子のび太。
死にたくなるような、絶望的な物語の序章である。
そして、いかに「最悪な未来」が少年を待ち受けているか、写真を見せながら
解説する青いロボット。なんとかするから、と君に言われても、と、思わざるを得ない展開。
ユニークなキャラであるドラえもんと、藤本先生のキャラのルックスで判り辛くなっているが、
完全に優れたSF作品である。
今、半世紀の時を越えて、再認識する。
ドラえもんは、高次元なSFドラマであると。
今、大人が読んでも充分に満足できる名作なのだ。
笑いもブラックで、味わい深い。
ドラえもん=幼児漫画ではなく、ドラえもん=SF漫画
という視点で、もう一度読んでみて欲しい。
そのシュールさに、病み付きになることは、想像に易い。
1話読切形式なので、どこからでも読める。
結局、ドラえもんの1巻、第一話を読むのはずいぶん先のこととなった。
友人の家に並んでいた単行本を、拝借して、物語に没入した。
それは、おさない私にとって、あまりにも残酷なプロローグだった。
のんびりした、お正月の風景から物語は始まる。
うまそうに「おもち」なんか、食べているのび太少年。
突然、机の引き出しから、あらわれたロボットに
大人になっても残念な未来しか待っていないことを、告げられる男の子のび太。
死にたくなるような、絶望的な物語の序章である。
そして、いかに「最悪な未来」が少年を待ち受けているか、写真を見せながら
解説する青いロボット。なんとかするから、と君に言われても、と、思わざるを得ない展開。
ユニークなキャラであるドラえもんと、藤本先生のキャラのルックスで判り辛くなっているが、
完全に優れたSF作品である。
今、半世紀の時を越えて、再認識する。
ドラえもんは、高次元なSFドラマであると。
今、大人が読んでも充分に満足できる名作なのだ。
笑いもブラックで、味わい深い。
ドラえもん=幼児漫画ではなく、ドラえもん=SF漫画
という視点で、もう一度読んでみて欲しい。
そのシュールさに、病み付きになることは、想像に易い。
初めての単行本
伝説の髑髏3④ [ビリヤード]
ビリヤード店Fに着く。
店内カウンターの受付用紙に名前を書く私。
店番は、無チダ氏。
私は、キューを買った旨をこぼす。
「これなんやけど・・・」
キューを見せる。
テカテカに安っぽく輝く残念なマイキュー。
「これ、いくらやった?」
尋ねる無チダ氏に、金額を告げると、
「これ、そんなにせんよ、2,000円くらいよ」
と、死にたくなるようなセリフが返ってきた。
むぎゅう・・・
「キューなら、うちでも、扱っとるよ。相談してくれればよかったのに。」
ビリヤード店Fがキューを扱っていることは、知っていた。
けれど、相談することが、なんだかまだ、はずかしかったのだ。
もう少し上達して、そう、あと一年くらい修行をして、真の常連になってから、
ハウスであるビリヤード店Fでキューを吟味したかったのだ。
ちゃんとしたキューを。
私が、あわてて購入した10,000円のプリントキューは、実は2,000円の価値しかない。
そう、あわてる乞食はもらいが少ないのだ・・・。
店内カウンターの受付用紙に名前を書く私。
店番は、無チダ氏。
私は、キューを買った旨をこぼす。
「これなんやけど・・・」
キューを見せる。
テカテカに安っぽく輝く残念なマイキュー。
「これ、いくらやった?」
尋ねる無チダ氏に、金額を告げると、
「これ、そんなにせんよ、2,000円くらいよ」
と、死にたくなるようなセリフが返ってきた。
むぎゅう・・・
「キューなら、うちでも、扱っとるよ。相談してくれればよかったのに。」
ビリヤード店Fがキューを扱っていることは、知っていた。
けれど、相談することが、なんだかまだ、はずかしかったのだ。
もう少し上達して、そう、あと一年くらい修行をして、真の常連になってから、
ハウスであるビリヤード店Fでキューを吟味したかったのだ。
ちゃんとしたキューを。
私が、あわてて購入した10,000円のプリントキューは、実は2,000円の価値しかない。
そう、あわてる乞食はもらいが少ないのだ・・・。
シークレットナンバー・ブチョリーナ [ブチョリーナ]
「あー、もう、めんどくせー!」
「これは、面倒ですねえ」
社内から、次々に声があがる。
先日、我々が業務に必要な書類を作成する為に、毎回10桁近いパスワードの入力が課された。
はっきりいって、毎回毎回とても面倒くさい。
険悪な空気となった社内で、ブチョリーナは知らん振りをして、何かを懸命に調べている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
20分ほどして、ブチョリーナが無言で、私の机上に紙を落として、去っていった。
なんだろう?訝しがりながら、紙を覗き込む私。
紙には、社員全員分のパスワードの語呂合わせが、記載されていた。
私の語呂合わせは「おもちよいよい・・」とかいう、食べ物にちなんだ覚えやすいもの。
これを、調べていたのか・・・。しかも意外にも、なかなかの秀作ぞろい。
ブチョリーナ。相変わらず、油断できない男だ。
「これは、面倒ですねえ」
社内から、次々に声があがる。
先日、我々が業務に必要な書類を作成する為に、毎回10桁近いパスワードの入力が課された。
はっきりいって、毎回毎回とても面倒くさい。
険悪な空気となった社内で、ブチョリーナは知らん振りをして、何かを懸命に調べている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
20分ほどして、ブチョリーナが無言で、私の机上に紙を落として、去っていった。
なんだろう?訝しがりながら、紙を覗き込む私。
紙には、社員全員分のパスワードの語呂合わせが、記載されていた。
私の語呂合わせは「おもちよいよい・・」とかいう、食べ物にちなんだ覚えやすいもの。
これを、調べていたのか・・・。しかも意外にも、なかなかの秀作ぞろい。
ブチョリーナ。相変わらず、油断できない男だ。
ゆずれない願い
いつだったかよくおぼえていないけれど、コンビニのレジ前の笹の葉に、
願い事を書いた短冊が吊るしてあった。
会計待ちの間、ぼんやりとそれを眺める。
「ハンバーグが食べたい」
「××高校に合格したい」
などという、まあ、俗なほのぼのとした願い事がほとんど。
だがそのなかに、強烈なヤツをみつけた。
「病気になってもよいから、仕事を休みたい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガチで、真剣な楷書で深緑の短冊に、書いてある。
そもそも、そんな風に考えることそのことが、もう病気だよ、と思ったけれど、
深く考えると呪われそうなので、知らん振りをした。
それにしても、悲しい願いだなあ・・。
願い事を書いた短冊が吊るしてあった。
会計待ちの間、ぼんやりとそれを眺める。
「ハンバーグが食べたい」
「××高校に合格したい」
などという、まあ、俗なほのぼのとした願い事がほとんど。
だがそのなかに、強烈なヤツをみつけた。
「病気になってもよいから、仕事を休みたい」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガチで、真剣な楷書で深緑の短冊に、書いてある。
そもそも、そんな風に考えることそのことが、もう病気だよ、と思ったけれど、
深く考えると呪われそうなので、知らん振りをした。
それにしても、悲しい願いだなあ・・。
あの花の名前を僕達はまだ知らない。 [あにめ]
ずいぶん前から、気になっていたタイトルで、いつか観てみようと、そう思いつつもずるずると。
まあ、絵柄も全然好みではないし、話もつまらなそうだし・・・。
とりあえず、1話だけでも、と、観てみる。
気がつくと、3話まで観ていた。
よい。
ネタバレになるので、あまり多くは語れないけれど、なんというか、切なくてよい。
こんな話だとは思わなかった。
未来少年コナンを初めてみたときに似た衝撃。
リアリティがあって、背景の描写もよく、素晴らしい。
決してきれいな映像ではないけれど、優しい気持ちになれるそんな作品です。
アニメでまだ、こんなこと、できたんだなあ。
この勢いで、フルーツバスケットも観ちゃおうかな。
まあ、絵柄も全然好みではないし、話もつまらなそうだし・・・。
とりあえず、1話だけでも、と、観てみる。
気がつくと、3話まで観ていた。
よい。
ネタバレになるので、あまり多くは語れないけれど、なんというか、切なくてよい。
こんな話だとは思わなかった。
未来少年コナンを初めてみたときに似た衝撃。
リアリティがあって、背景の描写もよく、素晴らしい。
決してきれいな映像ではないけれど、優しい気持ちになれるそんな作品です。
アニメでまだ、こんなこと、できたんだなあ。
この勢いで、フルーツバスケットも観ちゃおうかな。