小学3年生の頃、
はじめて、漫画の本を買ってもらえることになった。
小倉玉屋の書籍売り場。
平積みにしてある 1コーナー。
どの表紙もカラーでキラキラしていて、
なんだか、宝物のように思えた。
私は、巻数など気にせず、一番気に入った絵の単行本を手にする。
「家に帰ってから、読みなさい」
そういわれ、母親から手渡された単行本は、とてもいい匂いがした。
少し、大人になった気がした。
それから、何度も何度も何度も、読み返した。
何度も何度も、その絵を真似て描いた。
全ては、ここからはじまった。
2012-02-16 22:49
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