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ブチョリーナとポケモン [ブチョリーナ]

お昼休み

私のカスポケモンを、くまごろうくんのレベ1ポケモンと交換する。

ブチョリーナが、横目で、こちらを見ている。

ぼそっとつぶやく。

「俺のと、ちがう」

そうブチョリーナのDSと違い、ISだの3Dだの、世のDSは加速的に進化している。

ブチョリーナが、ポケモンを育てるつもりがあるのなら、ソフトの購入が必要だしね。

興味がなさそうなふりをしながらも、こちらをちらみしていた。

ブチョリーナ、ポケモン部に誘おうかなあ・・?

夕刻、終業後、疲れて応接室のソファーで休んでいたのだが、うとうととしてしまっていた。

時刻は、20時。

社内には、ポツリとくまごろうくんの姿。

先に帰宅すればよいのに、私に気を使ったのだろうか?

DSを開いている。

私の依頼したポケモンの「遺伝子組み換え作業」を行ってくれている。

その姿は、研究者のそれだ。

彼の自宅は、会社から2時間のかなたにある。

イスカンダル並みに遠い。

私の依頼したリザードン・・・・。

かっちょいいので、猛烈に依頼した。

ありがとう、くまごろうくん。
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ざんねん。げきよわ。

ごめん、このポケモン。カスだわ。つかえねえ。


テストに暗記パン [ブチョリーナ]

ブログなんて、やってる余裕はないのでは?

10日には、とてもとても大切な資格テストがあります。

けれど、手付かず。

私は、ぶチョリーナに替え玉受験をお願いするつもりでいた。

だが、今日断られた。

だが、断られた。

私の嘆願に、ぶチョリーナは、野武士のような形相で、

「無理だろ、いろいろと」

と、きっぱり断ってきた。

NO!と言える日本人である。

魂の拒絶である。

サムライソウルである。むりかー。こまったなあ。

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ブログに掲載する暇があれば勉強すればいいのにね。おれ。

やんない。

だって、暗記は、勉強じゃないもん。

思考してこその学問だもん。

だから、やんない。

なんだか、この懐かしい切迫感。受験おもいだすわー。

私は、暗記する勉強が不得手だ。

ただでさえ、ポケモンの個体別特徴を暗記しなければならないのに、

これ以上、覚えられるはずないじゃん!

でもね、大丈夫。

当日は、暗記パンを使うから。

テストに暗記パン。

未来の国のデパートに売ってるアレ。
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10万3000冊の約款だって丸暗記可能。

前の日の御飯を抜いて、朝トイレに行ったあと、

暗記パンを薄く切り、丸暗記。

特に七面倒臭い「法令遵守」の項目は、全部丸暗記。

だからね、何の心配もいらないんだよ。

30ページくらいあるから、かなり薄く切らないといけないけどね。

ごめんなさい、ぶチョリーナ [ブチョリーナ]

今朝の、朝礼も、営業会議も。ぶチョリーナのダジャレは、轟かなかった。

ごめんなさい。ぶチョリーナ。昨日は言いすぎました。

ダジャレ批判サーセンでした。

回転寿司について、語る。

「寿司だけ食って、皿をベルトコンベアーに戻せば、ノーカウントですよね?」

「もしくは、2つ乗ってる寿司を1つだけ食べて皿を返す、とか?」

ドヤ顔で意気揚々と語るおいらツカ40。

「永久機関だよ?お腹いっぱいだよ!やほほほーい」

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しばしの沈黙のあと、ぶチョリーナが口を開く。

「俺は、哀しいよ。おまえは、いつもそんなことばかり考えているのか・・・・」

え?そのリアクション、マジですか?マジレスですか?

のってくると思ったのに?ノリノリで返してくるとおもったのに、あれ?あれ?

「サイフ置いて、寿司行くぞ!」

くらいの返事が返ってくると信じていたのに・・・。

多分、昨日の私のダジャレ批判が、結果、最悪なことに

ぶチョリーナの「ダジャレの言論の自由」を奪ってしまったのだろう。

テンションのギアがひとつ低い。

けれど、3時には、「買いすぎた」と、仏頂面でこぼしながら、おやつを買ってきてくれた。

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帰社時に、社員全員の翌週のスケジュールを確認。

ぶチョリーナの来週のスケジュールに「葬儀」の文字。

あ!ダジャレ批判が理由ではなかったのか・・・・。

なんだか、もう、本当ごめんなさい。

人間は、深い。

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ファンタの力 [ブチョリーナ]

ふと、気がつくと、またいつもの日常に戻されていた。

帰省中のことは、もはや夢のよう。

いやあ、一瞬だったなああ。

いつもと変わらない「味気ない日常」を懸命に楽しむ為の努力が必要な日々。


ぶチョリーナと、後輩のくまごろうくんとのお昼。

坦々麺を食べにおでかけ。

くまごろうくんの運転するウルトラビッツ2号のエネルギーがエンプティ。

エネルギー補給のため、GSへ。

くまごろうくんは、基本ノーキャラ。

わたしのポケモンを育ててくれることが、主たるお仕事だ。

たまごをたくさんくれるので、重宝している。

クルマはGSへ向かう。

「試しに、ガソリンの代わりに水入れてみようぜ?

案外問題なく走るんじゃなイカ?」

くまごろうくんに、高圧的に話す私。

「そもそも水で、クルマが走らないなんていうのは、単なる思い込みかもしれない。

水では、こころもとないというのなら、ファンタグレープでも入れるか?

炭酸で、ずいぶんな勢いで走るかも知れない。

喉が乾けば、飲むこともできるし!なあ、そこのコンビニでファンタ買おうぜ!」

まくし立てる私。

「ええ?クルマ壊れちゃいますよ」

困惑して答えるノーキャラくまごろうくんの返事に、ぶチョリーナの声が重なる。

あ、あまりにも無口なので、その存在を忘れていまひた・・・。

イケボが響く。

「だめだ。」

ガソリンは、1リットル145円。だが、ファンタは1リットル200円はかかるだろう?」

確かに!

会社の経費としては、かなりの負担増になるし、20リットルのファンタを給油する労力も大きい。

鶴の一声ならぬ、ぶチョリーナの一声で、普通のレギュラーガソリンを給油して帰社した。

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読めなイカ? [ブチョリーナ]


一眠りしたなら、元気になっちゃった。

ブログ、お休みするつもりだったけれど、アップします。

ウッス。




「これは、何ですか?何かな?文字かな?」

私のFAX済みの書類の送り状に、インネンをつけられた。

「え?どれですか?」

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「え?読めないんですか?」

驚いた私は、その送り状をぶチョリーナのところへ。

「これが、読めないなんてゆうんですよ?ぶチョリーナ?ひどいとおもいませんか?」

わたしの手渡した送り状を見つめて、ぶチョリーナはフリーズした。

え。

なんとか、解読しようと試みてくれている様子。

だが。

なぜ?こんなにきれいな楷書なのに。

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社員全員に訊ねるも、だれも解読できない。

失礼にもほどがある。


文字だと思わなかった。との感想もあり。ネタか?

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読めないか?

そうですか?

読めないですか?

速記ですよ。時間がなかったんですよ。

「3泊4日だろ?どうみても?」

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結構、本気で凹んだ。

オワコン。

静止した闇の中で。 [ブチョリーナ]

17時05分

帰社すると、社内のあかりが消えていた。

営業時間は、17時までだ。

こんなに早く、しかもたった3分でみんな帰宅したのだろうか?

ふと、見やると、暗闇の中でぶチョリーナがPCを眺めていた。

他の社員は、すでに帰宅。

真夏のバカンスモードである。

「停電ですか?」

訊ねる私。

「いや」

怪訝な返事。

「何故、電気消しているのですか?」

返す私。

「いや、驚かそうとおもって」

にこりともぜず、答えるぶチョリーナ。

「驚きませんよ」

「え?そうなの?」

会話が終わり、なんだかそのまま、電気をつけるにも癪なので

そのまま暗闇の中で営業日報など作成する。

PCのキーボードを何度もミスタッチするわたし。

そのまま、30分ほどが過ぎた。

もう、ムリポ。イライラする。

「あー、もう、僕の負けです。電気つけますよ?」

ぶチョリーナは、勝利を確信した満面の笑みで、

「おう」

と答えると、PCを閉じ、帰宅された。

あのまま、私が我慢していたならば、長期戦にもつれ込んでいたはずである。

ぶチョリーナ、いたずらにも、気骨を感じさせるクールガイである。

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へこまないマヨネーズ。 [ブチョリーナ]

オムレツ定食を注文。

ケチャプー とマヨネズーを、ここぞとばかりに、めちゃめちゃかける。

眼前には、へこんで「くたあっ」となったケチャプーとマヨネズーの容器が横たわる。

立ってられないくらいのダメージを受けている。

まあ、それくらいたくさんつかったからな。

なんておもっていたら、ブチョリーナが容器のキャップを開け、

ケチャプーとマヨネズーに空気を入れ容器を膨らませていた。

前回も、そうだった。わたしは

「マヨネーズへこんでいるの、気になりますか?」

と、訊ねる。

「ああ、へこんでいるのは、よくない。」

と、重みのある言葉が返ってくる。

要するに、なんでもへこんでいるのは、みちゃいられない、ということだろう。

そう、例え、それがマヨネズーであったとしても。

ぶチョリーナは、ケチャプーとマヨネズーを膨らませたのち、

次の人が使い易いように、逆さ向きに置いた。

シャッキっとした、容器とそのシルエットは、なんだか誇らしげにも見える。

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食い倒せ!夏だもの。 [ブチョリーナ]

ぶチョリーナたちと、お昼。

件の回転するお寿司屋さん。

99円のお皿を中心に、メニューを組み立てる。

その横で、ぶチョリーナが、見たこともない柄の絵皿のシースーを積む。

「皿の色で、値段違うんだけど、わかってんのかな?」

私は、そう思ったけれど、人には人の都合がある。

お給料日のあとだったことでもあるし、夏だし、体力つけるべきだし。

と、いう理由で、調子に乗り、いつもは注文しない180円皿にも、手をだす。

「あぶりサーモン」まいうー。

ひとりで食べるおすしとちがって、やっぱり、おいしい。

今日は、おなかいっぱい食べよう。

ぶチョリーナはお箸を使わずに手づかみだ。

やはり、おすしを食べる作法はかくあるべきなのだろう。



おれが、一番食べたなあ。幸せ。

ぶチョリーナたちも、満足気だ。

とどめに、大好物の玉子を注文。

もたもた食べていると。

どうしたことか?みんなが、食べ終わった皿を私の前に集める。
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「やー、いろいろな色の、お皿きれいだにゃー」

って、新手のいじめか?

店員さんが、ごあいそのため、お皿カウントをはじめる。

わたしは、熱いアガリをキューっと飲む。

もう、ぶチョリーナの姿は店内にない。

まあ、とりあえず、払わないと。

10%の割引き券を出し、レジへ向かうと、

「お代は、いただいております」

との店員の声。

店外に出ると、ぶチョリーナが、何くわぬ顔で、タバコをふかしていた。

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いつも、ごちそうさまです。

もはやそれはアイスではない。 [ブチョリーナ]

暑い日が、続く。

本当に冗談ではない。

営業の帰りに、ぶチョリーナと社員のみなさんに、アイスのおみやげを購入。

100円のアイスが、89円だったので、こりゃええわい、と。

いつも、ぶチョリーナにはごちそうになっているから、これくらいは、ね。

会社に到着。

アイスを配り終わる。

その刹那、電話が鳴る。

ちょっと、対応に時間がかかり、そのまま1時間ほどが過ぎた。

何か、忘れている気がする。

んー。

ふと、となりの机を見ると、私のアイスが完全に溶け、液状になっていた。

スプーンで、ひとさじ、ひとさじ、楽しんで食べるつもりだったのに・・・

なんがか、名状しがたい液体がただそこにあるだけだ。

電話対応で、しゃべりすぎて、喉が渇いていた。

私は、溶けたカップアイスを、ごくりと一口で飲み干す。

残念極まりない思いがこみ上げる。

これは、もはやアイスではない。

ただの、宇宙食だ。(食べたことないけど)

でも、よくよく考えれば

いま、思えば、もう一度、冷凍庫で凍らせなおせばよかった。

暑さで、頭が回らねえ。

DSの3DLLの様子を見にゆく。18000.000000000000000円

たけえよ!

ざまあみろ!の品切れである。

リア充のみんなは、夏なんだから、海とかプールとか、行けばいいじゃんか。

まあ、もっとも、3DSLLを購入するために必要な潤沢な資金もないから、別にいいけどね。
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自殺について [ブチョリーナ]

ぶチョリーナとのお昼ご飯。

私が、注文したメニューは、エビフライ定食。

マヨネーズをブニューとかける。

ぶチョリーナは、変な形にゆがんだマヨネーズをきれいに直しながら

「けれど、おかいしいよな」

と口を開く。

いじめによる自殺、この報道、対応がおかしい、とのこと。

「みんな、大切なことを忘れているよな」



「何をでしょう?」

私は、咄嗟に、それが何なのかわからなかった。

「死んではいけない、ってことさ。」

確かに。

一番大切なことは、学校の責任の所在云々ではなく

いじめられていたほうは

「死んではいけない。」

いじめていたほうは、

「殺してはいけない。」

この当たり前のことを、しっかりと生徒、父兄、教師の胸に刻み付けることだ。

とりかえしのつかないことが、この世には3つある。

時の流れ、そして、生命が誕生するということ。

そして、死ぬことである。

死ぬほど辛い社会ならば、その社会を捨て去っても、かまわないと私は思う。

生きてさえいれば、しあわせになるチャンスはいくらだってある。


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