アウトローな夜6 ぽっくす小噺

不機嫌そうに 窓の外を眺めるRぞう。

その前を ニケツした原ツキが 横切る。

「あー!」

「なんなん!あれは捕まえんでいいと?おかしいやろ!」

「おっちゃん、止まりっちゃ!いいかげんにしい!」

Rぞうが ポリスマンにブリカン文句をいう。

国家権力をモノともしない。

ポリスマンは、猛烈なRぞうの抗議に少し気圧されて、

「うん、うん、そうなんやけどね・・」

とか弱い声で返す。

「おかしいやろ!」

まあ、酒気帯と、2ケツでは罪の重さが全然違うけれど、

Rぞうの言っていることは、あながち間違いではない。





アウトローな夜5 ぽっくす小噺 [ビリヤード]

ポリスマンは問う。

「家はどこかね?」

Rぞうがノータイムで答える。

「家やない!ぽっくすに送って!」

えーーー・?
R像様、こんな状況にも関わらず、玉をお突きになられるのですか?

私は、かなり驚いたけれど、

確かに、パトカーで帰宅、なんていうことになったら、

Rぞうの両親は卒倒してしまうかも知れない。

ザルゴトドーゾである。

そう考えれば、とりあえずぽっくすへ、 という選択は賢明かの知れない。

パトカーでビリヤード店へいく。

かなり有り得ない状況である。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。