ジョーカー


ジョーカー、はとてもかっこいい。


名前の響き。


まさに、「切り札!」って感じ。


かっこいいよね、ジョーカーって!





バットマンの敵役のピエロ。


へんなひと。


それくらいの軽い感覚で、ジョーカーを観に行った。


実際観てみると、そういうアメコミ要素が介在する余地はない。


凄い映画だった。


弱いものが、さらに弱いものを叩く。


強いものもまた、弱いものを叩く。


人間の残酷な宿痾。


人間の醜い部分を叩きつけてくるような


陰惨な、それでいて圧倒的な説得力のある映画だった。


是非、先入観を捨てて、観に行って欲しい。





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ターミネーター2


ゲンゲンゲゲン!


ゲン。


ゲンゲン!


あのテーマ曲が頭の中から聞こえてくる。


ふかしん(ニセムスカ)いわく、


「サラ・コナーと、シュワルツェネッガーが好きなら、オケイ。楽しめます。」


その言葉を信じて、頑張って早起きして映画館へ。


ゲン、ゲン、ゲンゲゲン!


劇中の雰囲気がそのままの画面にぐいぐい引き込まれる。


サラ・コナーかっこええ!


冒頭のアクションシーンに大満足。


これはいいものだ!


しかし、気が緩んでしまったのか


そのあとの会話のシーンで、つい目を閉じてしまった。


・・・・・・・;・


目が覚めると、なんか字がいっぱい。


エンドロールが流れていた。


1時間半寝てしまっていた。


はい?


シュワルツェネッガーに会えなかった。


信じられない。


うそだろ?


マジでびびった。


そのあと、観たリゼロも、序盤のパックのしゃべりが


まるでラリホー。


これも、完全に寝てしまっていた。


映画2本。爆睡。


身体がおかしい。


シュワルツェネッガーにあえないなんて。


これでは、映画観てないのと同じ。


もう1回映画館へ行く必要がある。


アイルビーバック。








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おれのポーカー

ポーカーの役の強さについては

失礼がない程度にはマスターしている。

まず、エースが一番強い。

エースパイロットとかいう言葉が

あるくらいだし、

それはよくわかる。

その次にキング。

キングカズ、という言葉が

あるくらいだから、これもよくわかる。

一番弱いのは、2。

これは、トウワイス

と呼ぶそうだ。

そして、ジョーカー

どんなカードにでもなりうる

切り札のカードだ。

ジョーカーを除いた

これらの1から13までの数。

これらがペアになれば、役になる。

ひとつなら、ワンペア。

ふたつなら、ツーペア。

いずれも数が強いほうが強い。

そしてスリーカード

同じ数字が3枚。


そして、数字のならび

ストレート。

同じマークを集める

フラッシュ。

ワンペアとスリーカードの

複合した役

フルハウス。

同じ数のカードが4枚。

フォーカード

そして、ストレートとフラッシュの

複合した形

ストレートフラッシュ。

ストライクフリーダムガンダムみたいで

かっこいい。

そして、ファイブカード。

フォーカードにジョーカーをいれた

5枚のカードが全て同じ数。

5枚配られた手札を

一度だけ交換して

チップをかける。

ワンチャンスポーカー。

これがいわゆるポーカーだと

そう思っていた。

だが、ちまたで流行っている

ポーカーはおれの知っている

ポーカーではなかった。

5枚ではなくて、

7枚のカードから

役をつくる。

ジョーカーはない。

テキサスホールデム、

というルール。

これは、いかん。

もう一度勉強し直しだ。





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ラスベガス

出席カードを通すと、


カバンを自習室に放り込み


みな駅前に走る。


駅の裏のパーラー「ニューラスベガス。」


その日の小遣いを掴みにゆく。


なけなしの1,000円をコインサンドへ。


いつも、お金がなかった予備校生。


仲間の誰か一人が勝てばよい。


そのお金を回してみなで生きてゆく。


勉強もせずに、遊ぶことしか考えていなかった。


ラスベガス。ニューラスベガス。


そのパチンコ店の名前に、とてつもないロマンを感じていた。


キラキラしたネオンの嘘くさい感じが、


とても、後ろめたく魅力的だった。


30年前のあの日。


いつか、ラスベガスで全てかけた大博打を打ってみたい。


勝つか、負けるか、ただ、それだけだ。


パチンコ、パチスロ、麻雀、チンチロ、


ビリヤード、花札、桃太郎電鉄。


小博打に身を委ねて、汚れた、と感じたその瞬間、


人間の本当への旅が始まった気がする。


生活の中で小博打に身を任せながらも、


「いつか、ラスベガスで」


「いつか、ベガスで。」


そんなことを、思い続けてきた。


人生が傾く前に、一度だけ


本当の勝負をしてみたい。


人生を賭けたBET。


ゲームはそうだな。


ポーカーがよい。


ポーカー。


1度だけの勝負なら、そうだ。ポーカーがよい。


・・・・・・・・・・・・


競技麻雀プロのくまモンの服のひとから、


「ポーカー楽しいですよ。やりませんか?」


と、誘いを受ける。


ポーカー、という言葉の響きに、とてもときめく。


嬉しい気持ちのなか、不安になる。


わたしは、ポーカーを知らない。


いつか、ベガスで。


などと、思っているくせに、


実は全くポーカーの勉強をしていないのだ。


くまモンの服の人が続ける。


「初心者歓迎、ノーレートのサークルですよ。


みんな優しいひとばかりです。」


まじすか!


これは、ありがたい。


「ぜひ!」


とわたしは答える。


ポーカーだ。


ついに、ほんまもんのポーカーが、できる。


帰宅後、わたしは、ネットでポーカーの本と、


ポーカーの漫画を買いあさり、実戦の日に備える。




スペード、ダイヤ、ヘイヘイヘヘイ!


ハートにクラブ! ヘイヘイヘヘイ!




思わず口ずんでしまう。


自分にドン引きするくらいだわ。


カードはとにかくかっこいい。


不完全情報ゲームとしての麻雀。


「設定」や「くぎ」を読むパチンコ、パチスロ。


技術とメンタルのビリヤード。


これまで、つまみ食いしてきた


つたない経験も、生かせるかも知れない。


ポーカーってどんなゲームだろう?


真白い気持ちで、そのドアをたたく。


世界がひろがる。








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風が吹き抜ける場所

西風莊には大きな窓がある。
西と南。

涼しい風が吹き抜ける。

5月の空。

明日のみえない自分にとって

救いの場所だった。

店内を吹き抜ける風がいつか

自分を体ごと連れ去ってくれるのでは、

いつも、そんな風に思いながら

窓辺から空をみていた。

数年後、何も持たずに

ふるさとを離れることになる。

「あなたなら、大丈夫」

別れ際に、マスターから

いただいた言葉。

なにひとつ、積み重ねてなくて

なにも持ってなくて、

自信なんかひとかけらもなくて、

そんな旅立ちの時に

果てしなく勇気の生まれる言葉を

もらった。

新幹線のなかで、

「大丈夫って、思ってくれるひとがいるなら

もしかして、本当に大丈夫かも知れない。」

不安な気持ちを振り払うように

何度もその言葉を反芻する。

「西風莊」で学んだことを大切に。

学んだこと、それは、

麻雀でもなく、お金でもなく

ただ不器用に、どんなことがあっても

ほんのすこしでも

『ひとを大切にすること』

ひとかけらでもいい

これだけは、忘れないように、と。

できなくてもいいから、

忘れないように、と。

あれから14年。

今までも、西風莊の夢をみる。

あの心地よい5月の薫風をおもう。

いつか、長い旅が終わったなら

きっと自分は、あの場所に帰るのだ

と思う。

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終戦記念日とポーかー

150ドルでは、勝負にならない。


300ドルを準備する。


(仮想通貨)


今はまだ、慌てる時間じゃない。


チップを削られながら。


とにかくチャンスを待つ。


やっと、おとずれたフラッシュのチャンス。


数字のおおきなフラッシュにつぶされる。


わたしの目の前には、チップがほんの少し。


目の前のプライヤーには、わたしの数百倍のチップがみえる。


圧倒的な戦力差。


きっと、敗戦間際の日本もこんな感じだったのだろう。


これが、資本主義の縮図。


手もとのわずかなチップでは戦略も何もあったものではない。


撤退。


私はわずかなチップを持って退席する。


あのときも、空襲くらうわ、


挙句の果てには、原爆を落とされるわ


圧倒的な戦力で敗戦に追い込まれた。


力なきものは滅びる。


資本力がすべて。


これが世の中の全てなのだ。


けれど、敗戦しなければ、わからないこともある。


負けから、たどりつける勝利もある。


潔く戦場を離れ、次の戦争に備える。


チップが必要だ。


まず、圧倒的なチップ。


その次に情報。


わたしは、10ドルのブラックジャックのテーブルで


とりあえず、1000ドル貯めることにした。


こつこつ立て直す。


まさに、戦後の日本のそれだ。





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多くはいらない


ココ壱番屋では、必ずトッピングをする。


箱根そばでも、なんか天ぷらみたいなの必ず実装している。


せっかくだから、


を口癖に、いつも、多くの無駄の中に身を置いてしまっている。


本当は、ココ壱番屋で、ポークカレー。


箱根そばでは、かけそば。


などど、スタイリッシュに決めたいのだか・・・。


必要なもの、と、そうでないもの。


考えてみると必要でないもののほうが遥かに多い。


いちど、何もかも捨て去ってしまいたい。


本当に必要なものだけを積み上げていく人生をおくりたい。


多くが必要な感覚。


slime.jpg


最近、これを、とても醜く感じてしまうのだ。


けれど、染みついた習慣が、


相も変わらず多くを求める。


こまったものです。

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オフ会 [残念部]

中学時代のハナシを。 中学生の頃って、割と、無敵である。 世の中にさほど恐れるものもない。 当時の私のぽけっつまねーなんていうものは、ビビたるもの。 ビビ_1~1.JPG サイフの中に2,000円もあればもうパラダイスである。 当時は、現在と異なり、食べ物や飲み物にお金を使うことは皆無だった。 もったいない、と思っていた。 それよりも、本や画材が欲しかった。 特に画材。 プログラフという製図用の0・3ミリのペンが欲しくて仕方なかった。 このペンさえあれば、きっとヤツみたいな線が描ける。 イキイキとした、躍るような線。 九州画材、という画材店が駅前にあって、毎週土曜日ヤツとそこへ出向く。 そこにある画材は、どれも高価でプロ御用達。 絶賛中二病の私たちなど本来は「お呼」ではないのだろうけれど、 ヤツの画材をみつめる視線はプロのそれを凌駕していた。 そうして、とある夏の日。 おこずかいが合算でプログラフに届く。 私は夢見る気持ちで、九州画材へ。 それから、連日、そのペンでう模写を繰り返す。 ヤツは、絵を描く際、絶対に下書きをしない。 いきなりダイレクトに、修正不可能なペンを使用する。 その様がかっこよかった。 ある日、ヤツから、 「ゆうゆうくん。参加費用は500円かかるんだが、上映会に参加しないか?」 との誘いがあった。 ヤツは私のことを、「くん」をつけて呼ぶ。 その紳士然とした振る舞いもまた、ヤツの魅力だ。 だいたい上映会ってなんなんだよ? 500円って、安いよね? 当時は、レンタルビデオでさえ1,500円の時代。 というか、ビデオデッキを持っている人間もそんなにはいなかった。 その次の週末、ヤツと自転車で、その上映会とやらに向かう。 舗装されていない砂利道を、自転車のタイヤが屠る。 まだ、「知らないことばかりのこの世界」は、光り輝いている。

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レトロなじかん

ずっと寝ていた。


体が動かないなら、


もういいや、とひたすら惰眠を。


故郷の夢をみる。


自宅の近くのスーパー。


おつかいをたのまれている。


そのスーパーの二階にはゲームセンターがあり


おつかいのお駄賃で、


と思っていると、ブラザ合意云々の


講義が聴こえてくる。


気がつくと、予備校の一室へ。


麻雀を打つ約束を思い出して


旦過市場の胡散臭い雀荘へ。 


負け過ぎている友人を助ける、という設定のようだ。


米米CLUBの浪漫飛行が、流れるなか、


大三元をテンパイ。


4枚目の白をアンカンしたなら


トイメンのコクシにささった。 


その直後。背後から銃声。


目が覚める。


どうやら、動画を流しっ放しで寝てたみたい。


日本経済のゼミ


雀鬼


米米CLUBライブ


ダーティハリー


の順番。


うまいこと編集してくれたな感が半端ない。


起きてるより、寝て夢見てるほうが


楽しいんじゃね?


昭和の、昭和な夢をみた。


 

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問題の解決

問題がおきて、それを解決する。


→優秀である。


そんなわけはない。


問題が起きないように


備えることのほうが、はるかに価値がある。


火事が起きたとして、


その災害への対応が素晴らしい、ということよりも


火事が起きないようにすることのほうが大切。

予測。


観測して予測する。


問題が起きないように備える。


そのうえで、


問題が起きたならば、最速で問題解決にあたる。


アクシデントになる前の、インシデント。


このインシデントに対して


どれだけ危機意識を持てているか、が


とても大切だ、と思う。


まあよい。


で、本当に、まあ大丈夫、なことと


まあよい、ではすまないことがある、ってこと。


備えることは、とても大事だ。






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