モノホンのロープー [残念部]

スタイリッシュに池袋を散策。

サイン入り色紙に目がとまる。

目を奪われる。

まあ、蒼樹うめさんの絵なのだけど。

思わず息を呑む。

線がすごい。

丸ペンだろうか?もう美しすぎる。

どれだけの修練の賜物だろうか?

修練でたどりつける質ではないぞ。

5,000円強での販売だったけれど、これは買うべきではない、と思った。

購入したい気持ちを我慢する。

金額に換算できる代物ではないし、軽々しく私が手元に置いてよい品ではない気がした。

頭に刻み込んで、刺激にしようと。

私にとってプロとは、その仕事の素晴しさで触れた人間の魂を奪えること、だと思う。

仕事が、こころを奪う。

ビリヤードのプロ。

そのストロークをみて、鳥肌が立つ。

麻雀の私の師匠、3シャンテンの牌姿の持つそれぞれの意味の深さに、魂を奪われる。

そして、学問に魂をかける研究者。その語調の重さに敬服する。

今回の、この線もそうだ。

圧倒的な迫力。

何億万回、引いた線だろうか?

この流麗な線を脳裏に浮かべながら、私は古い友人をふと思い出した。


 つづく。

12.jpg


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