育ちの良さは、人生を照らす。 [漫画]

昔からその男が大好きだった。

親に、「豚と間違えられて」捨てられ、

それでも、正義のため平和のため、努力する。

他人にどう思われようが、そんなことは瑣末なこと。

「他人のために、役に立ちたい。」

私の大好きな、宮澤賢治を彷彿とさせる。

奇跡の逆転ファイター。

貧しいほったて小屋に住み、お金も全然ない。

けれど、魂だけは、毅然と誇り高く汚れない。

これは、やはり、王子だからだと思う。

貧しい生まれではないからだ。

育ちが貧しくないから、貧乏をしても、他人に後ろ指を刺されようとも、平気なのだ。

品位は、その魂に宿り、環境に陵辱されない。

それはいくら高価なものを身辺に取り揃えたところで、身に纏うことはできない。

物語の終盤に、彼は王になる。

弱い者の苦しさや、痛みをよく理解できる「優しい王様」に。

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一人称は、「わたし」。

品格を感じさせる。
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