素晴らしきかな、人生 [日常]

古い映画だ。


けれど、私が過去観た映画の中で、一番素敵な作品といえば、これ。

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フランク・キャプラの「素晴らしきかな、人生」だ。

友人とつたやさんに出かけて、再発見。

モウレツに勧めて、自分も帰宅してもう一度観る。

何十回観たのか、わからない。

最初、父親に教えてもらった映画作品。

こういう映画を、映画館で観賞することのできた父親の世代を羨ましくおもったものだ。

ネタバレになるので多くは語れないけれど、もしできるならば、クリスマスに大切な人と観て欲しい。

懸命に生きることで、他人を幸せにできているということ。

自分の幸せが、大切な人の幸せになる、という当たり前のこと。

坂口 安吾の言葉を借りよう。

人は、めいめいが精一杯生きることでしか、自分を慈しみ自分の価値を見出すことは出来ない。

かえせば、精一杯生きていれば、人生はそれだけで素晴らしく価値がある、ということではないか。

そして、そうすることで、大切な人を幸せにできるということ。

自らを偽らなければ、人生は素晴らしいものに深化するはずだ。

厭世的になり、生きていることが無味と感じているならば、どこかに欺瞞があるはずだ。

かくゆう私も現在、自己欺瞞の塊だ。

偽り続けて、何が本当で本心か自分でもわからなくなっていることにいまさら気づく。

素晴らしくない人生を送っている。
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