死にたいのならば死ねばいいじゃなイカ? [哲学するパラロス]

よく、厭世的な気分になり、

「死にたい」などと、口にする人がいるのだけれど、

「うそつけこのハゲ!」

と頭をはたきたくなる。

ガセ前兆もほどほどにしろ!

本当に死にたい人間は、

「死にたい」などど口にする暇があるのならば、とっくに死んでる。

そもそも、本当に自殺してしまう人は何の前兆演出も発生しない。

うつ病。とくに双極性障害の場合、注意しなければならないのは、この点。

うつ病の人間は、とにかく現実を冷静に受け止めて分析できている。

だから世の中が本当は無価値で無意味であることを理解できてしまうのだ。

いずれおとずれる死。なら、もう今死んだほうが楽。

だから、「がんばれ」なんて言っても逆効果。

無意味であることが理解できていて生きているのだから、もう充分がんばっているのだ。

よけいなお世話だ。

うつ病に人たちの感覚は正しい。

現実は、冷たく凍えるほどにおそろしく無にむかっている。

その現実は揺るぎない。人はやがて無に帰す。

なのに、何に価値を持てと?

おっしゃるとおりだ。

であれば、何も敢えて、その現実と戦わなくてもいいんじゃないか?と私は思う。

戦っても勝てないし。

だから、

死とか、厭世的な気分は、人生の同行者として自分の傍らに置いておけばよい。

それだけが、全てではない、とぼんやりと希望を持ってみること。

5分後に死ぬといわれても、「ああ、そうかい」とええ声で答えて

目の前の「たいやき」をおいしいと味わうことのできる、そんな人になりたい。

まあ、無理だわな。

「死にたくない」ってわめき散らします。ええ。

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