死のドライブ [日常]

信州での体験だ。

決戦のらぐらんじぇぽいんとまで、タクシーを使う。

タクシーに乗り込むと、タクシーの運ちゃんが話しかけてくる。

私は、相槌をうちながら、

「信州ってジャンプ何曜日に発売されるのかしら?」

などとぼんやり考えていた。

タクシーは踏み切りにさしかかる。

一時停車。


なんだか、車窓からみえる景色がおかしい。



「このタクシー、踏み切りに前輪つっこんで、とまっている!」

わたしは、注意しようとして、ふと考えた。

「このタクシーの運ちゃんが危ない人だったなら、どうしよう?」

さっきから、何言っているのか分からないし。

なんとなくブレーキのタイミングもおかしい。

なんか、自分の孫のハナシとかしだした。訊いてもないのに・・。

気のせいだろうか?

いや、でも、身の危険を感じる。

無事、目的地へ。

あまりにも、異様だったので、私は、はやくこの場を離れたかった。

タクシー料金のおつり(20円)を

「おつり結構です」

と車外に飛び出した。

なんだろう、はじめて感じる「人外な感覚」だった。

怖かった。

帰りのタクシーは別のタクシー会社を選択した。

余談だが、

途中寄り道したコンビニには、ちゃんとジャンプが発売されていた。

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