サプライズ弁当 [日常]

学食。ピーク時は、相席をやむなし。

席よりも、学生のほうが数が多いのだから、止む無しだ。

私の隣に、学生ちゃんが二人座る。

1人は、学食のメニュー、ラーメン。

そして、もう一人は、お弁当だ。

(ちなみに私は、カレーライスを選択。コロッケとか、卵とか、たくさん追加した強化仕様。)

学生ちゃんの持参した弁当は、なんと3段重ね。

しかも、

「おれ、早起きして、弁当作った」

みたいなことを、ドヤ顔で、話している。

ふーん、えらいなあ、となんとなく眺めている私。

隣だから、視界に入るんだよね。

学生ちゃんの弁当が、展開していく。

一段目

白いごはん。のりたまのふりかけがまぶしてある。

二段目

みかん?オレンジ?画像のようなみかんが、入っている。
img040_400x400.jpg

「なるほど、三段目が、おかずだな」、と思い、見守る。

三段目

さつまいも。
diary129534_1.jpg

焼き芋のシルエットのそれが、デーンと入っている。

え?

これだけ?

おかずは?

結局のところ、ふりかけ弁当、ってこと?

残念におもいながら、また、少し心配になりながら眺めていると、

白いご飯の中から、コロッケが出現した。

ご飯の間にコロッケを埋めて、挟んでいたのだ。

なんというサプライズ。

私は、心より安心する。

やるなー、学生ちゃん。

私のアサルトバスターなカレーライスよりも、

学生ちゃんのコロッケ弁当のほうが、数段おいしそうに思えた。

curry-yui400.jpg
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