秋の気配 [日常]

なんとなく、風が優しい。

カレンダーを見て、ふと思う。

ああそうか、秋が来たんだ。

夏は、一瞬で駆け抜けた。

もう1年が終わろうとしている。

光陰矢の如し。

帰宅すると、ポストに宅配便の覚えが刺さっていた。

「ぶどうさん」である。

やまなしから、「ぶどうさん」が、遊びに来てくれた。

もしかして、ぶどうと見せかけて、まんじゅうだったら、大変だ、

とおもい、食べてみたら、やはり芳醇な「ぶどうさん」だった。

「ぶどうさん」のおかげで、秋の気配が深まる。

もの哀しく、それでいて、なんだか、不思議と落ち着く。

そんな季節。

ぶどう、ありがとう。

おいしくいただきました。

ちなみに、「ぶどうさん」の、名前はキョホー、というそうです。

なんだか素っ頓狂な名前。


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