美味しいパスタの店

「東名に乗ってしまったな。サービスエリアで、めしにするか?」

ブチョリーナは、黒塗りのアルカディア号とバッシュを合体させたような、

抜群の存在感のマシーンで、サービスエリアに滑り込む。

Aビナビナの、サービスエリアは、たくさんのお店が乱立。

「まあ、でも、らめーんだろうな。」

と思っていたなら、ブチョリーナがパスタ屋の前で、フリーズした。

どうやら、スパゲッティをご所望である。

大盛りを注文。

速攻で、食べ終え、さて、ととなりを見やると、

ブチョリーナのお皿には、まだ3分の2以上パスタが残っている。

おそっ!

基本、食事は「もーれつに早い」ブチョリーナがどうしたことか?

と様子をみると、

くるくるパスタをフォークに絡めて、上品に召し上がっている。

これは、高級料理を召し上がるときの所作だ。

わたしは、ついいつものサイゼリAの時の癖がでてしまった。

いや、違う。サイゼリAでも、上品な所作を心得なければならなかったのだ。

「うまかったな」

ご満悦なブチョリーナ。

私は、自分の食事に対する意識の低さに気づいた。
10ad1518-s.jpg

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

旅先では、栞子さん。葬送列車 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。