オマージュという名の呪縛 [日常]

10代。

バンダイの販売しているプラスチックモデルが大当たりで、

ガンダムはブームになった。

再放送の放映を毎夕方観る。

その最終回に、「ジオング」というモビルアーマーが出てくるという。

17:30.

全力で帰宅。

最終回の一つ前のおはなし「光る宇宙」の最後のシーンで、ジオングの姿を垣間見る。
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なんだ、これ、赤くない。

赤い人専用のモビルアーマーなのに赤くない。

けれど、抜群にかっこよかった。

脚部→まだついてない、ただの飾り。

塗装→間に合わない。

まさに、劇を締めくくる「驚き」。

平成のオマージュガンダムとして、シードの後に制作されているUC(ユニコーン)。

こちらの最終回に、ネオシジオングがラスボスで出る、という。

まだ、観ていない。というか、まだ、観る勇気がない。

がっかりしそうだからだ。

新しい驚きがなさそう。

永井 豪 先生が、

「どんなクリエイターも本当の意味で新しいものを創造することは、できない。」

とおっしゃっていた。

常に、自分の感動した「何か」の焼き直しに過ぎない、というのだ。

けれど、感性に水をあげて、新しいものに挑戦することこそが、クリエーターの真価だろう。

ジオング出しておけば、まあ、無難でしょ?

みたいな感覚が残念でならない。

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