果てしなく透明な色 [日常]

穢れを知らぬ白さが好きだ。

連邦の白いヤツのこともチョー大好きだし、ゆきのしたゆきのんさんも大好き。

オセロでは白を取るし、黒いしゃもじは許さない。

そして最高のくいもの、「おもち」。

この白さにかなう白さは存在すまい。

その白さを求める私の想いが天に通じたのだろうか?

チョー高級そうなお店に私は座っていた。

こ汚いコートと髭面の私は、とても場違いだと思わざるをえない雰囲気。

誘ってくださるセンパイに、ひょこひょことついてきたお店がこんな料亭だとは思わず

ちょっと、気後れしていた。

関門海峡を泳いでいそうな白身の魚が、続々と登場する。

その白身の魚はモーレツに美味しい。

多分有名な高級魚料理であることは疑いようがない。

運ばれてくる食材の盛られたお皿。その中で、ひときわ輝く、白いお皿。

眩しくて直視できない。

「おもち」

そのお皿には、おもちが9個鎮座していた。

9個。つい軽いノリで、その全てを鍋に投下。

おもちは、想像以上のスピードで鍋に溶け、白身の魚と融合してしまう。

「しまった!。このままでは、おもちさんが、白身魚さんをはじめ、他の具材に迷惑をかけてしまう。!」

私は、大慌てで、もちをくらい尽くす。

スジョウユで食べるおもちは、とてつもなく美味しい。

白身魚さんの味が、さらにおもちさんの味を高次元なものに昇華しているのだ。

白と白のコラボネーション。

今回も席でも、たくさんのことを勉強させていただいた。

私の尊敬してやまない松前重義総長。

その建学の精神を体現しているセンパイの言葉は重い。

本当に総長の言葉をいただいているような錯覚にも陥る。

とても心地よい。

今回は、「分をわきまえる。」ということについて考えさせらた。

誰にも、それぞれ絶妙な出番があり、それをわきまえないと無様なことになる、ということ。

「出番じゃない。およびでない。」

は、愚鈍の証だということ。

いつも、余計な言葉が多い私には、魂にくくりつけて自重せよ!との天命か。

重くその言葉を受けとめ、

いやあ、やはりいくら好きとはいえ、「おもち」を9個もペロリンしてしまうことは

「わきまえていなく、格好悪いなあ、」とまず反省した。

控えめであること。

状況を見極めること。

これらは、私の中でより白に近づくイメージ。

一年の最初に、これらを心に刻み付けることができた、そのことは、私にとって大きい。

素晴らしいスタートとなった。

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