かわりようのないもの。 [日常]

学生時代の友人たちに会う。

いや、正しくは学生時代からの友人たちに会う。

とても安心する。

なんだろう、うまく言えないけれど、

ただ、みんな無事で何より。その安否確認が心地よい。

みんな無事だった。

大丈夫だった。

大丈夫だろうとはおもっていたけれど、よかった。

思えば、われわれは趣味の重なるところなど、何一つない。

ただ、学生時代を共に駆け抜けた、きっかけはそれだけのことである。

なのに、卒業以来、もう20年が過ぎても、いつも心のどこかにその存在が色濃く影を映す。

そうして当たり前のように「友人たちが、災いなく暮らせること」を望む。

嫌な思いはしないで欲しい。

苦しい目には、会わないで欲しい。

とどのつまり、しあわせでいて欲しい。

心からしあわせでありますように。

これは、私の身勝手な祈り、である。

私は「祈る」こと以外に、何の術も持たないから。


「では、次回は、夏だね」

その言葉を耳に、

「では、夏までは、とりあえず生きていよう」と思う。

そう思えたことだけでも、私にとってはとても価値がある。

どうせ、くそつまんない明日なんでしょ?

でも、塗り替えることができるかも知れない。

ひさしぶりに、また、そう思った。

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