時間の概念

時間はない。

いつも時間がない。

基本全て、後回しである。

いつか読もう、と思った小説。

いつか、考えようと思ったコンテンツ。

いつか、会いに行こうと思っていた人。

いつか、観ようと思っていた映画。

で、いつやるの？

退職後？

冗談じゃない。

やはり、時間の使い方が下手くそである。

私は、テレビは、全く観ない。

仕事も、さほど延長させない。

けれど、潤沢な時間の利用方法があまりにも下手くそだ。

ふるさとから離れる直前の半年は。

朝、５時起きで、現場の準備。

９時出勤

１７時から、深夜までバイト。

また、朝５時。

土・日も休みなし。

睡眠時間は４時間だった。

お昼休みは、爆睡。

それでも、頑張れていた頃もあったのに。

「生きていれれば、それでいい」と、その時間は心から満たされていた。

深夜帰宅後、

PS２のグラディウスを１プレイすることだけが、楽しみだった。

現在の自分は贅沢である。

自由な時間に対してそれを当たり前だと思い上がっている。

時間に対しての意識が低いのだ。