私の手牌は 東東東ポンの ①③③③234七七 。
マンズの七七の部分を右手で力強く隠していたので
、後ろから観ている無法者は、①③③③234七八九の聴牌と思っているはずだ。
だから、②や①が出たり、②や①をツモッたりすることが一番困る。
「何であがらないんだ!殺すぞ」となるに決まっている。
まあ、あがらない、じゃなくて、あがれない、なんですけどね、小牌だから。
ここで持ってきて欲しいのはダークドラゴンクラスの危険牌だ。
「あ、これはもう、代走なら切るわけないよね、みたいな牌。
祈るようにツモ山へ手をのばす。
ツモ牌が、後ろから見えぬよう、ぐりぐり盲牌する。
もし、その牌が①や②だったら、ふせたまま、上家のリーチの現物である4ソウを抜き打つつもりだった。
盲牌した感じでは、縦に線がいっぱい入ってる。なんだっけ?これ?。六ソウかな?と思って開くと、9ソウだった。

ちなみに私は、盲牌もへたくそである。リーチ者の河には、4.5巡目に8ソウ7ソウが逆切りしてある。
手出しとか、ツモ切りとか全然見ていないので、捨て牌読みの根拠にはならないけれど、4ソウも切れているし、9ソウはいかにも安牌チック、とおりそうだ。
だがしかし、聴牌を壊すチャンスは今しかない。千載一遇のチャンス。