とにかく暑すぎる。

太陽の熱が、アスファルトに反射して

地面そのものが、電気ヒーターみたいになっている。

昔は違った。

昔の夏の暑さは、こんな灼熱ではなかった気がする。

外に出たくない・・・

気が付くと「夏」という季節を自ら拒否している。

いつしか、自分の中で季節を諦めてしまったのか?

そうだ、季節を大切にしていない。

昔は、いたるところに、涼しさがあって

暑いけれど、夏だからね、

と、それなりに楽しめていた気がするのだ。

かき氷、プール。

スイカ

花火、

夏祭り。

あの原爆を思い出すカレンダーの暦をみて

夏だ、と思い出す。


季節を楽しむことを、いつしか忘れてしまっている。

「暑いな」

「夏だからね。」

「それは、そうだ。」

夏は、暑いことが、あたりまえ!

暑さを理由に世界を小さくしないよう、

季節をおろそかにしないようにしたい。